霧 地面に接している雲。水平視程が1km以下の場合。 (もや・・・1kmを超える場合) |
霧放射・・・・・・・放射冷却で地面の温度が下がり発生。 風が弱く晴れた日の朝。 日が昇り地面の温度が上がると霧はなくなる。 秋に多い。山間の盆地。 移流霧・・・・・・・暖かく湿った空気が冷たい地表面、海面に移流して冷やされる。海でおこりやすい。北海道付近。 上昇霧・・・・・・・山の斜面に沿って空気が上昇して発生。雲のできる過程に似ている。山。 蒸気霧・・・・・・・暖かい水面上に低温空気が入り温かい空気と混じり飽和に達して発生。 白い息(暖かい人間の湿った空気と冬の冷たい乾いた空気)。紅茶の湯気。風呂の湯気。 気温も水蒸気量も違うふたつの空気塊(未飽和)が混ざることで飽和に達して凝結。 海面。極地法の海霧。 前線霧・・・・・・・温暖前線通過時に比較的暖かい空気中に生じた雨滴が落下する途中で蒸発して生じる霧。 熱いお湯が地面に落ちて蒸発。 |
雲粒 半径約0.01mm ⇒ 半径0.1mm以上になると 雨粒 半径0.5mm以上 雨 半径0.5mm以下 霧雨 |
暖かい雨 水雲から降る雨 低緯度では0℃より高い温度の雲から雨が降る。 雲の中の水蒸気が雲粒の中に入り込む。← 拡散過程。 そして様々な大きさの雲粒の水滴があり、大きさによって落下速度が異なる。 大きな水滴は落下速度が大きく、途中で小さな水滴に追いつき衝突し大きくなる。← 併合過程。 この拡散過程と併合過程を繰り返していく。 |
冷たい雨 氷晶雲・混合雲から降る雨 雲の中には 過冷却水滴、水蒸気、氷晶、それぞれがある。 過冷却水滴(未飽和)は 蒸発して 水蒸気に変わる。 水蒸気は昇華して氷晶(過飽和)のまわりにくっつく。 (気温が氷点下の際に、飽和水蒸気圧が、氷に対する場合の方が過冷却水に対する場合より小さいから) ↓ 氷晶は大きくなる ↓ 落ちるスピードアップ!→ 下にある過冷却水滴とくっついたら丸くなる。→あられ→大きく成長し直径5mm以上になったらひょう。 ↓ 下にある水蒸気とくっつき昇華がおこり六角形になる。 ↓ 雪になる →とけずに地面・・・雪 ↓ とけると雨 |