お天気必勝日記

@AB


2005.4.22

大気の熱力学

気体の状態方程式
   PV=mRT

   P : 圧力(Pa)
   V : 体積(m3)
   m : 質量(kg)
   T : 温度(K)
   R : 気体定数(287)

  P=ρRT

   
ρ: 密度(kg/m3)
      =m/V

 


 

静力学平衡

  ・力(N)=質量(kg)×加速度(m/S2)
  ・重力加速度=g(9.8m/S2)
  ・圧力とは 空気の重さ =気圧 (圧力=力/面積)
  ・力= 面積 × 圧力
  
 Δp=−gρΔz 

二点間の気圧差 = 重力 × 空気の密度 × 二点間の高さの差
 

層厚の式
  

     RT      p1
Δz=   g  ln( p2 


・温度が大きくなればなるほど層厚の厚さは大きくなる
・ΔzはTに比例する。


気圧の海面更正
      Pg       
ΔP=− RT Δz     

例題
1000mの山の上で測定したら861hpa、27℃でした。
この地点の海面気圧は?
ただし R=287(J/k・kg)g=9.8(m/S2)
   
Δp= −861×100×9.8  × 1000
           287×300
  =−98hpa
Δp+p=861
p=Δp+861=98+861=959hpa


熱力学の第一法則

比熱・・とは・・・
        1kgの物体の温度を1[K]あげるのに必要な熱量。

定容比熱  Cv = 717 [J/k・kg]   体積を一定のままで暖めたときの比熱。
            (1kgの空気が入った箱の空気の温度を1[K]上げるのに必要な熱量)

定圧比熱  Cp = 1004 [J/k・kg]  圧力を一定のままで暖めたときの比熱。
            (1kgの空気が入った風船の空気の温度を1[K]上げるのに必要な熱量)

   少しの熱ですぐ温度が上がる → 比熱が小さい → 鉄・・など

体積一定のまま暖めた方が効率がよい

Cp−Cv =287 ・・・・  気体定数Rに等しい

 


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