お天気必勝日記

@AB


2005.4.19

地球大気は4つに分かれる
@対流圏(0〜11Km)
   ・1Km高くなるにつれて6.5度気温が低くなる。
   ・対流圏界面・・・低緯度赤道付近で16Kmと高く
             高緯度では8Kmと低い。
   温度分布は大気の対流、放射伝達、放射平衡で決まる。
A成層圏(11〜50Km)
   ・大気の運動はしているが大気の対流はおこっていない。
   ・温度分布は
     オゾン層の紫外線吸収による加熱と
     二酸化炭素の赤外放射による冷却とのつりあいで決まる。
B中間圏(50Km〜80Km)
   ・温度は下降傾向。
   ・光解離が盛ん。
   ・吸収する太陽放射の熱量より、赤外放射として出て行く熱量の方が大きい。
    対流によって熱が下層から運ばれ、熱圏下部から伝達により熱が運ばれ
    より低温化するのを防いでいる。
C熱圏(80Km〜500Km)
   ・空気密度は希薄。
   ・電離層(D,E,F1,F2層)
   ・高温だが分子の数が少ないので熱く感じない。
   ・熱の源は 以下のふたつ
      熱容量は上にいくほど小さいので少しの熱でも気温が上がる。
      大気成分が光電離されてまわりに熱を出す。

      

覚えよう

温度極大・・・成層圏界面(50Km)270〜280K
温度極小・・・中間圏界面(80Km)180K
オゾン層(15Km〜25Km/平均20Km)
オゾン極大・・・25Km(低緯度)
オゾン極小・・・15Km(高緯度)


 


 

オゾン層

  ・生成量が最も多いのは  低緯度上部成層圏。ここから高緯度の下部成層圏に運ばれる。
  
  ・最大時期  中・高緯度の冬から春にかけて。
  ・また、各季節を通して赤道地方で最小。中高緯度地方で秋に最小。

成層圏界面の気温極大層とオゾンによる紫外線の吸収によるオゾン濃度極大層が一致しないのは
  @ 紫外線の弱まり
  A 熱容量が高度とともに小さくなっているから。



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