お天気必勝日記

@ A B C D E


2005.5.6

大気の鉛直安定度
  
気温減率の傾きで見る。
  ・乾燥断熱減率より減率が大きい⇒傾いている⇒絶対不安定
  ・湿潤断熱減率より減率が小さい⇒立っている⇒絶対安定
  ・その中間⇒条件付不安定

 


SSI ショーワルターの安定指数
  
持ち上げた空気のほうが回りの温度より高ければその空気塊は更に上昇する
                      ↓
                   更に不安定

@850hPaの空気塊を乾燥断熱減率で上昇させ、
   850hPaの露点温度を通る等混合比線と交わる地点を求める⇒凝結高度
A湿潤断熱線に沿って500hPaまで上昇させる

                       ↓この空気塊の温度(Tr)と
                       ↓
                500hPaの空気の温度(T)を比べる

              Tr > T   不安定
             (T−Tr<0)
    
 500hPaのT − 持ち上げたTr ・・・・これがマイナスなら不安定
         (+3までは対流性の雨が振ることがある)

             


対流不安定(ポテンシャル不安定)

  
相当温位が高度とともに減少している層
  大気が絶対安定な荘をしていても、層全体が上昇して空気が飽和すると
  不安定になってしまう。

     上層・・・・乾いている
     下層・・・湿っている

           

逆転層

高度とともに気温が高くなっている層

@接地逆転層・・・放射冷却
A沈降逆転層・・・下降流
B移流逆転層・・・前線面

 


区分 乾燥断熱変化(凝結なし) 湿潤断熱変化(凝結あり)
露点温度 × ×
混合比 ×
温位 ×
相当温位


                           



山頂に達しても雲が発生していない⇒乾燥断熱変化⇒温位は保存される⇒温度は下がるが温位は変わらない

・雲が発生する(凝結する)⇒まわりに潜熱を出す⇒温位が上がる


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