お天気必勝日記

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Q 乾燥空気と湿潤空気が同温、同圧の状態にあるとき、湿潤空気と乾燥空気ではどちらが密度が大きいか?

A  まずモルの考え方。

                                          
・分子量Mの気体がmkg存在する時、その気体のキロモル数nはn= M
したがって分子量M
1、Mである2つの気体の同じモル数をとり、
   その気体の質量をそれぞれm
1、とすると
   
   
   M
1=M2
アボガドロの定数・・・・
   どんな気体についてもその1キロモルのなかに含まれている分子の数は同じである
          その数は 6.022×10の26乗。
・同じ数の分子を含む気体は同じ圧力同じ温度であれば同じ容積をしめる。


   この問題では同圧同温なので分子の数は同じということになる

     

                                         
     

原子量 分子量
O=16 O2=32
N=14 N2=28
H=1 H2=2

H2O=18
    

乾燥空気  N2+O2 → 平均分子量は29
湿潤空気  N2+O2H2O 
        29   18 →  平均分子量は 28



この考え方

 乾燥空気 n個

分子量29

    N2O2・・・29  

               







湿潤空気 n個

分子量28



N2O2・・・29

               

H2O=18

               
       

                   
               29  = 28
                   ↓
           mの方が質量が小さい
                   ↓
            湿潤空気の方が軽い
                   ↓
           湿潤空気の方が密度が小さい

                       

 

  





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