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2020年12月30日(水) |
丹沢トレーニング山行 |
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2020年12月24日(木) |
鳳凰三山(3) |
山火事跡から朝の白峰三山 |
12月10日(木)、3時半にアラームで目を覚ましましたが、眠かったので二度寝して4時半に起床。外気温はマイナス2度と暖かい。朝食を食べてゆっくりテントを撤収し、明るくなってから出発。
快調に苺平へ上り返し、一気に山火事跡の白峰三山が見えるポイントまで歩いてしまいました。景色を眺めながらひと休みして、次は杖立峠を越えて一気に夜叉神峠手前まで歩きます。体が軽く感じられるのは、毎日のウォーキングの成果かもしれません。日だまりでザックに座って行動食を食べてから、夜叉神峠へ。峠で白峰三山に別れを告げ、登山口へ下りました。
下山後の温泉は、芦安の下の天笑閣に寄りました。経営が替わったのか名前が新しくなり、高温、中温、低温の浴槽も新しい感じです。すべすべの温泉でリフレッシュできました。
高速は使わず国道20号線をのんびり走り、夕方に帰宅しました。
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2020年12月22日(火) |
鳳凰三山(1) |
南アルプスでも鹿をよく見かけるようになりました
南御室小屋のテント場 |
まだほとんど雪が無いことは分かっていましたが、撮影というよりはトレーニングのつもりで鳳凰三山へ行くことにしました。
12月8日(火)、4時40分に自宅を出発。甲府昭和ICで高速を下りてからは通勤ラッシュの渋滞に巻き込まれ、1時間ほどのロス。
夜叉神峠登山口の駐車場で準備をしていると、3人パーティーが先に登って行きました。ストレッチをしてから出発。冬枯れの登山道を1ピッチで夜叉神峠に着きました。体調は良いようです。白峰三山もはまだ雪は少ない。杖立峠の登りで2頭の鹿に出会いました。可愛いですが、夏は稜線まで上がり高山植物を食い荒らす厄介者です。自然界のバランスの難しさを考えさせられます。体が軽く、夜叉神峠から1ピッチで杖立峠まで登ってしまいました。杖立峠から100メートルほど下り、苺平までダラダラ登りが続きます。日だまりは暖かいですが森に入ると寒く、苺平から南御室への北斜面のトラバースでは、登山道は雪に覆われていました。
予定通り、2時半ぴったりに南御室に到着。先行の3人パーティーがテントを張っているところでした。僕もサッとテントを張り、水を汲んでからテントに入ります。今回、酒を忘れてしまったので、コーヒーと菓子で寛ぎます。17時前に、すぐ近くの携帯の電波が通じる場所へ行き、天気予報を入手しました。明日は弱い気圧の谷が通過するため、曇り後晴れとのこと。
テントに戻るともう暗くなってしまいました。18時前に夕食を済ませて、18時半にはシュラフに入りました。
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2020年12月21日(月) |
「山と溪谷」2021年1月号 |
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発売中の雑誌「山と溪谷」2021年1月等に、私の写真と文章が掲載されています。
今回の特集「深田久弥と『日本百名山』」で、深田久弥がその山を百名山に選定した理由、選定した当時と現在とで変わったこと、そして今なお変わらずに人々を迎える山の様子などを、全国各地の有識者が分析し語るという内容です。
私も鳳凰山、北岳、間ノ岳、塩見岳の写真と文を執筆させていただきました。聖岳の写真も提供しています。ぜひご覧ください!(もしよかったら、お買い上げください。)
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2020年12月20日(日) |
晩秋の御正体山 |
鉄塔広場からの富士山
山頂直下のブナ林で |
11月21日(土)、山仲間に誘われ、4人で道志の御正体山へ。
東名高速はリニューアル工事のため所々で渋滞していましたが、比較的順調。御殿場で高速を下り、篭坂峠経由で登山口の山伏峠へ。途中、富士山を隠している雲が炎のようにオレンジ色に染まる光景が大迫力でした。トンネル手前の旧道スペースに車を止めました。
トンネルを歩いて道志側に抜け、旧道跡に少し入ったところから山伏峠に上がり、冬枯れの尾根を登ってゆきます。左側に富士山が見えますが、藪がうるさい。稜線に登り着いたところでひと休み。冷たい北風が吹き付けてきます。稜線を御正体山へ向かいます。1371m先の鉄塔が立つ広場で景色が広がり、雲がなびく富士山と、南アルプスの北岳から上河内岳までが一望の下。今回の山行で景色を楽しめたのはここだけで、あとはずっと冬枯れの樹林の中でした。アップダウンを繰り返し、最後に標高差250メートルを一気に登り、御正体山山頂に到着しました。山頂直下は雰囲気の良いブナ林でした。
山頂広場は風が無く、ポカポカの日だまりになっていました。シートを広げて弁当を食べ、仲間が持ってきたあずき缶でお汁粉をいただきました。記念写真を撮って山頂を後にしました。
登って来たコースを引き返し、鉄塔広場でもう一度景色を楽しんでから山を下り、石割の湯に寄ってさっぱりしてから帰途につきました。
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2020年11月24日(火) |
東北・紅葉の山めぐり(8) |
カーテンを開けると…
一面の黄葉の先に田沢湖が |
10月24日(土)、とうとう最終日です。部屋のカーテンを開けると、おぉー、一面の紅葉の海の先に田沢湖が。窓の隙間から写真を撮った後、朝風呂にゆっくり浸かりに行きました。美味しい朝食を腹いっぱいいただき、のんびり支度をしてからチェックアウト。
紅葉の中を田沢湖まで下ると、日が射してきました。田沢湖駅近くのスーパーでお土産を買ってから、国道46号線を盛岡方面へ。仙岩トンネルを抜けると、すっかり青空になりました。道の駅雫石あねっこにも立ち寄ってお土産の買い物。さらに、道の駅紫波にも寄って地酒を買い、お土産はこれでおしまい。昼食は仙台あたりで海鮮を食べようと、高速に乗らずに下道をひた走りましたが、昼までにとうてい仙台には届かないことがわかり、スマホで見つけた北上の海鮮料理屋で昼食。コスパがよく、地元の人気店のようでした。
北上江釣子インターで東北道に入り、横浜へむけてひた走りました。栃木県では激しい雷雨となり、さらに事故渋滞があり、カーナビに従って途中で高速を降りたり、再び高速に入ったりして、深夜に帰宅しました。
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2020年11月23日(月) |
東北・紅葉の山めぐり(7) |
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2020年11月22日(日) |
東北・紅葉の山めぐり(6) |
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2020年11月21日(土) |
東北・紅葉の山めぐり(5) |
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2020年11月20日(金) |
東北・紅葉の山めぐり(4) |
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2020年11月19日(木) |
東北・紅葉の山めぐり(3) |
須川湖からの秣岳
小安峡の大噴湯 |
10月19日(月)、4時起床。夜半から雨音がしていましたが、明るくなる頃には止み、テントを撤収する頃には晴れ間も出てきました。ラッキー。
ゆっくり荷物を片付けて、キャンプ場を後にしました。今日はたっぷり時間があるので、まず小安峡に立ち寄りました。当初あまり期待していませんでしたが、峡谷沿いに温泉が吹き出す大噴湯は迫力満点でした。
湯沢の町では昼食に稲庭うどんと比内地鶏の親子丼のセットを食べ、リーズナブルな値段で味、ボリュームともに大満足。
午後はスーパーで食料の買い出しをしてから三輪神社に寄り、道の駅で情報収集してから法体の滝キャンプ場へ向かいました。
キャンプ場は広大な芝生が気持ちよく、無料なのがうれしい。テントを張ってから、すぐ近くの法体の滝を見に行きまし。立派な滝ですが、上流で雨が降ったのか、水が茶色く濁っていたのが残念。
テントの前のベンチでビールと焼酎を飲みながら夕食の栗ご飯作り。酔いが回るのに合わせて日が暮れてゆきます。今日はテントが4張りしかなく静かです。ゆっくりと会話を楽しみながら夕食を味わいました。
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2020年11月18日(水) |
東北・紅葉の山めぐり(2) |
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2020年11月17日(火) |
東北・紅葉の山めぐり(1) |
中尊寺の境内で
テントで焼き肉! |
1週間ほど、夫婦で東北の山旅に出掛けることにしました。天気の様子を見つつ臨機応変に動くために、最終日のみホテルを予約し、あとは全てテント泊です。
10月17日(土)、5時過ぎに雨の横浜を出発。羽生SAで朝食を食べ。中尊寺がある一関までひた走ります。高速を下りる頃には雨は上がっていました。中尊寺の駐車場に車を止め、食堂で昼食を食べてから拝観します。立派な杉並木の参道を行くと、所々で紅葉が色づき始めており、みちのくの秋の風情が感じられました。昭和37年に解体修理が行われた金色堂は光り輝いていました。
一関のスーパーで食料を買って、須川湖へ向かいます。標高が上がるにつれて木々が色づき始め、須川湖ではちょうどピークでした。
キャンプの受付をして、なんとか日暮れ前にテントを張ることができました。しっかりしたウッドデッキの上の快適なキャンプ。目の前に須川湖と栗駒山を望む最高のロケーションですだ。広いテントの中にテーブルを入れて、焼き肉を食べながら、ビールとワインが美味しい。
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2020年9月28日(月) |
静かな飯豊連峰へ(3) |
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2020年9月27日(日) |
静かな飯豊連峰へ(2) |
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2020年9月26日(土) |
静かな飯豊連峰へ(1) |
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2020年8月17日(月) |
この夏は白山へ(2) |
室堂にて
南竜のテント場の静かな夕暮れ |
8月3日(月)は3時に起床。期待を裏切り冴えない天気です。上の方はガスに包まれています。
軽いアタック装備で出発。トンビ岩コースを登ってゆきます。景色が見えないのが残念ですが、花が美しい。チングルマ、アオノツガザクラ、コイワカガミ、ハクサンコザクラ、ハクサンシャクナゲなどなど、咲いたばかりと思われるフレッシュな花たちに何度も立ち止まってシャッターを押します。トンビ岩からは緩やかになり、霧の中から室堂の建物が現れました。かみさんは白山比咩神社祈祷殿で御朱印をもらい、御前峰へ向かいます。花を愛でながら小一時間で頂上に到着。霧と強風のため、予定していた池めぐりをやめて、記念写真を撮って室堂へ引き返しました。室堂のベンチで昼食のパンを食べていると、雨が降り始めました。慌ててビジターセンターに駆け込み、軒下で昼食を食べ終え、新しいトイレへ。ウォッシュレット完備の綺麗さにビックリ。高山でどうやって分解しているのでしょうか?
雨が小降りになったところで展望歩道へ。こちらも花が素晴らしい。雪渓の脇にミヤマキンバイが咲き乱れ、黒百合の群落も。稜線を下ってゆくと天気が回復し始め、振り返ると御前峰が姿を現しました。東側の急斜面に咲き乱れる花を楽しみながら、ゆっくりと下りました。稜線から外れて少し下ると木道となり、南竜ヶ馬場に戻って来ました。
午後はテントの前にマットを広げてビールと焼酎を飲んでのんびり過ごしました。夕方には綺麗に晴れ、明日の天気が楽しみです。 |
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2020年8月16日(日) |
この夏は白山へ(1) |
別当出合から歩き始める
長閑な南竜ヶ馬場 |
コロナ渦の影響で、アルプスのテント場は営業中止か完全予約制となってしまったため、この夏はアルプスを避けて、夫婦で白山へ行くことにしました。
なかなか梅雨が明けず日程を延ばし延ばしにしていましたが、8月に入ってようやく梅雨が明け、8月2日(日)の早朝3時50分に出発。新東名をひた走り、名神、北陸道経由で白山を目指しました。晴れていますが、山には雲がかかって見えません。11時過ぎに市ノ瀬に到着しました。途中で買ってきた弁当を新しい休憩所で食べ、12時のシャトルバスで登山口の別当出合に入りました。
立派な吊橋を渡り、砂防新道を登ります。気温が高く、すぐに汗が噴き出しました。日曜日だけあって、下山者とのすれ違いが多い。中飯場から少し上がった所で、右に立派な不動滝が見えましたが、滝の下には巨大な堰堤が出来ていました。砂防新道というだけあって、長年にわたり大規模な砂防工事が行われているようです。甚之助避難小屋は新しくなっていました。綺麗なトイレと、立派な水場(水道)があり、快適に泊まれそうです。小屋前のベンチで休憩し、南竜ヶ馬場まで最後のひと登り。最後のトラバース道では斜面に咲き乱れる花に癒されました。綺麗な沢をいくつか横切り、南竜ヶ馬場に到着しました。
テント場は空いており、快適な草の上にテントを設営。夕方になってガスが晴れ、御前峰が姿を現しました。持参のビールを飲みながら夕食を食べ、19時半にはシュラフに入りました。
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2020年6月8日(月) |
陣馬山 2ヶ月ぶりの山歩き |
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2020年4月22日(水) |
長者ヶ岳~天子ヶ岳 |
長者ヶ岳の上りからの富士山
足元にバイケイソウの芽生え
輝く若葉 |
4月4日(土)、Gさんが早朝4時半に車で迎えに来てくれました。新東名高速の新富士ICから西富士道路を北上します。富士山頂にかかる笠雲が美しい。6時半には田貫湖畔の駐車場に車を止めました。新型コロナウィルスの影響で人出が少ないかと思いきや、駐車場は既にほとんど満車状態でした。湖畔に桜が咲いています。まずは水面に映る富士山を撮影。
長者ヶ岳目指して、駐車場の裏から登山道へ。植林帯から尾根の上に出ると、あとは冬枯れの尾根をひたすら長者ヶ岳まで上ってゆきます。振り返れば春霞の上に笠雲を纏った富士山が聳えています。
2ピッチで長者ヶ岳に到着。東側が伐採されており、眼下に田貫湖とその向こうに富士山が箱庭のように眺められました。山頂の反対側には真っ白な南アルプスの峰々。時間が早いので、コーヒーを飲んでゆっくり休みました。
天子ヶ岳への稜線歩きは、130メートルほど下り、再び登り返します。予想に反して終始樹林の中の道で、展望はありません。所々でバイケイソウの芽生えの緑が鮮やかです。
天子ヶ岳の最高点を通り過ぎて少し下った所が山頂広場になっていました。東側に、樹林が伐採された展望台があり、富士山が見えるようになっていました。ここで腰を下ろして昼食にしました。
天子ヶ岳からは東の尾根を下ります。初めは急な坂で一気に標高を下げ、後半は緩やかな道になりました。鮮やかなツツジが咲いていたり、木々の芽吹きが目を楽しませてくれます。標高600メートルの車道に出た所で休憩。マメザクラが満開です。この車道を田貫湖まで緩やかに上ってゆきます。道端に咲くミツマタやスミレなど、春を味わいながら歩きます。最後は休暇村富士からサクラが咲く湖畔の遊歩道を歩いて駐車場に戻りました。ウィルス感染が怖いので温泉には入らずに帰途につきました。
帰りの新東名は空いており、駿河湾沼津SAに寄ってお土産を買い、15時半には帰宅できました。 |
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2020年4月21日(火) |
山スキーと福寿草(2) |
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3月8日(日)、5時起床。どんよりと曇っています。朝食を食べ、6時半に走り始めました。只見線に沿って走っていると、こんな早い時間に思わぬ所に車が泊まっていたり、人が居たり。初めは何かと思いましたが、三脚を見て撮り鉄だと気が付きました。考えてみれば鉄道マニアに人気の路線でした。磐越西線の山都駅前を通り、国道459号線を北上し、福寿草の案内に従って脇道に入ってゆきます。間もなく誰もいない駐車場に着きました。
福寿草祭り中止の貼り紙がああります。こんな所にも新型コロナウィルスの影響がでていました。カメラを持って遊歩道を散策。太陽が出ていないので、開いている花はあまりありません。大群落なので、天気が良ければさぞかし素晴らしいことでしょう。それでも、花開いている美人を捜しながら撮影するひとときを楽しみました。
ここでTさんと別れ、帰途につきました。帰りも高速代を節約するために国道4号線をひたすら走り、18時半に帰宅しました。
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2020年4月19日(日) |
山スキーと福寿草(1) |
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2020年4月3日(金) |
九州遠征(3) |
中岳山頂にて
池ノ小屋 |
2月10日(月)は2時に起床 2時半に宿の玄関を出ると満月が輝いていました。山にかかる雲が凄い勢いで流れています。上空は強風のようです。
車で牧ノ戸峠へ。健脚組とロートル組に分かれて出発。沓掛山あたりから風が強くなり始めました。ヘッドランプの明かりに浮かび上がる霧氷が美しい。扇ヶ鼻分岐を過ぎるとアップダウンの少ない道になりますが、全体的にだだっ広い地形なので、初めて来て夜間行動するのは難しそうです。地元のNAさんはさすがに慣れており、迷わずどんどん進みます。久住山避難小屋を通り過ぎ、左下に凍った御池を見ると、間もなく池ノ小屋に到着。強風を避けるために小屋に飛び込みます。石造りの小屋は別天地。朝食を食べてしばらく様子を見ますが、風は強くなる一方で、とても小屋から出る気になれません。暫くするとTSさん以外の後続メンバーも到着。外が明るくなってもガスが晴れることはなく、強風も収まりません。中岳での朝の撮影は叶いませんでしたが、NEさんと僕は中岳の山頂を踏んでおきたかったので、NAさんの案内で山頂を往復しました。山頂一帯には見事な霧氷が広がってきました。全く景色が見えないのが本当に残念です。
小屋へ戻り、下山することにしました。下るにつれて強風は収まり、霧の中の霧氷をゆっくり撮影しながら下りました。久住山避難小屋で休憩し、星生山の下でTSさんと合流。今日中に帰るというNAさんとSUさんとは途中でお別れ。沓掛山まで来ると天候が回復してきたため、ゆっくり撮影を楽しみましだ。
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2020年4月2日(木) |
九州遠征(2) |
男池
九重夢大吊橋 |
2月9日(日)、夜が明けると麓も雪景色になっていました。今日は山の天気がダメなので麓の観光に変更。朝食を食べ終わった頃、NAさんがやってきました。
2台の車に分乗しして男池へ。NAさんの案内で平治岳登山道を少し進んだ所の明るい森を散策してから男池へ。小さな池にまろやかで美味しい水が湧き出していました。ここから500メートルほど下流の清水の滝まで足をのばし、うっすらと雪が積もった苔の森を味わいました。
車でちょっとお洒落なレストランへ移動し昼食を食べ、九重夢大吊橋へ。往復500円の通行料を払い、歩行者専用の立派な吊橋から振動の滝と女滝を眺めました。どんよりとした曇り空で山も見えないのが残念。長者原まで戻り、ビジターセンターに展示されている九重の写真を見てから宿に戻りました。
風呂に入ってビールを飲んだらすっかりいい気持ちになってしまい、1時間ほど昼寝。夕食は8人のメンバー全員が集まりました。これからやる写真展の話や会の話などで盛り上がり、最後に明日の予定を確認して早めのお開きとなりました。
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2020年4月1日(水) |
九州遠征(1) |
沓掛山からの三俣山(左)と星生山(右)
三俣山に満月が昇る |
九州に縁がある仲間が集まり、九重連山へ撮影ツアーに出かけることになりました。
2月8日(土)の朝、羽田空港にメンバ-5人が集合し、熊本行きに乗り込みました。飛行機の窓から、真下に雪の南アルプスを見下ろすことができ、興奮。
熊本空港からTSさん運転のレンタカーで宿へ向かいます。国道57号線の災害迂回ルートで阿蘇山の外輪山を越え、雄大な眺めを楽しめるドライブ。カルデラ内の町を通り、再び外輪山を越え、やまなみハイウェイで九重の牧ノ戸峠へ。九重連山は雪化粧していた。峠を越えると間もなく長者原にある宿、に到着しました。ここでTAさん、SUさんと合流。
午後は牧ノ戸峠から沓掛山まで夕景の撮影に出掛けました。土曜日の午後だけあって峠の駐車場には車が一杯。大勢のハイカーで賑わっていました。雪の登山道を30分ほどで沓掛山に着きました。ドウダンツツジに積もった雪が、まるで白い花が咲いているようです。日が傾く頃に山にかかっていた雲が取れ、素敵な夕景が展開しました。三俣山の上には満月。夕日が沈むまで粘り、ヘッドランプを点けて車に戻りました。
温泉で温まってから、夕食と酒で22時まで盛り上がりました。
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2020年3月30日(月) |
南アルプス・鳳凰三山へ(3) |
朝日に染まる雪面
農鳥岳の稜線に雪煙が上がっていた |
2月3日(月)、3時半起床。マイナス8度、昨日よりもかなり暖かい朝です。晴れていますが稜線の風の音がゴーゴーと聞こえてきます。
朝食の後テキパキとテントを撤収し、ワカンを着けてヘッドランプの灯りで歩き出します。苺平へ登り返し、杖立峠へ向けて下る途中で日の出尾迎えました。樹林が開けた所から朝日を受ける白峰三山を望むことが出来ました。高い雲が広がってきました。ワカンからアイゼンに替え、杖立峠から一気に夜叉神峠へ下りました。
夜叉神峠では、主稜線に激しく舞い上がる雪煙が見えました。立っていられないような強風が吹き荒れているのでしょう。ここでアイゼンを外し、登山口までのんびり下りました。
芦安周辺の温泉はどこも休業だったので、双葉SA近くの「湯めみの丘」で温泉に入って帰途につきました。平日の道は空いており、15時に帰宅できました。
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2020年3月29日(日) |
南アルプス・鳳凰三山へ(2) |
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2020年3月28日(土) |
南アルプス・鳳凰三山へ(1) |
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2020年1月29日(水) |
塔ノ岳雪景色(2) |
雪化粧した表尾根の向こうに日が昇る
美しい、、、 |
1月19日(日)、夜中の0時にトイレに行った時はまだ雪が降っていましたが、4時半に起きると夜景が広がっていました。カメラ都三脚を持って外に飛び出しました。夜景を撮影していると、もう大倉尾根を登って来た人が居ます。この人も山頂をあちこち移動しながら撮影していました。夜景と夜明け前の景色を撮影したところで一旦小屋に戻り、大急ぎで朝食を食べ、再び日の出の撮影に出ます。木々にはびっしりと霧氷が付き、日が昇ると次第にオレンジ色に染まりました。期待通りの素晴らしい光景に、夢中でシャッターを押します。富士山も真っ白に化粧しました。その右には南アルプスがずらりとんでいます。不動ノ峰や蛭ヶ岳など丹沢主稜の山々は霧氷が前景を飾っていました。
一通り撮影したところで小屋に戻って荷物をまとめ、日高とのコルまで撮影に向かいました。北斜面はやはり積雪が多い。霧氷で真っ白に化粧した木々はため息が出る美しさ。たっぷり撮影してから塔ノ岳へ戻りました。
日が高くなってくると気温が上がり、霧氷がバサバサと落ち始めたので、山頂を後にしました。今日の大倉尾根は登山者が続々と登ってきます。下り始めはなかなかすれ違うことができず待つ時間ばかりでしたが、下るにつれて人が少なくなり、後半は快調なペースで下ることができました。
昼過ぎには大倉に着き、15時頃帰宅しました。
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2020年1月28日(火) |
塔ノ岳雪景色(1) |
幻想的な世界
降りしきる雪に藪も美しく変身 |
1月18日(土)、南岸低気圧が週末にやって来たので、2週連続ですが丹沢へ撮影に行くことにしました。土曜日は塔ノ岳に登って尊物山荘泊まりなので、朝食を食べてからゆっくり家を出ました。
バスが大倉に着くと、ちょうど雨から雪に変わりました。雨具を着て、できるだけ汗をかかないペースでゆっくり歩きます。登るにつれて木々が雪化粧しはじめました。枝振りが美しい場所でザックからカメラを出して撮影。登山者が少なく静かな大倉尾根を黙々と登ります。花立まで来ると、気温が大分下がってきました。積雪は10センチ程。金冷シで少し寒風に吹かれ、最後のひと登りを頑張って塔ノ岳に着きました。着く頃には雪は止むと予想していましたが、依然として降り続いていました。
山荘で素泊まりの受付をして、部屋に荷物を置いてから玄関のベンチでお湯を沸かし、焼酎のお湯割りを飲みます。すっかりいい気持ちになり、同じテーブルに座った人と話が弾みます。隣のテーブルでは5人の若者グループが賑やかです。夕方、彼らは完全装備で雪降る中へ雪遊びに出掛けていきました。天候が回復せず、夕食後も特にやることがなく、ずっと話をしていました。
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2020年1月27日(月) |
鍋割山から丹沢三ツ峰へ |
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2020年1月7日(火) |
聖岳(4) |
雨の林道で |
30日(月)、4時起床。予報通りチラチラと雪が降っています。朝食を食べ、暗い内にテントを撤収。風が無いのが助かります。薊畑の分岐まで登り返し、西沢渡への尾根を下ります。トレースがバッチリ付いており、快適に標高を下げてゆきます。次第に雪が減り、アイゼンを外しました。雪はやがて雨に変わり、汗だくになってきました。尾根の下部は傾斜が強くなり、数ヶ所の危険地帯を慎重に通過しました。
西沢渡の籠渡しを渡ってホッと一息。ここから軌道跡を1ピッチで便ヶ島。東屋で雨を避けてお湯を沸かし、スープを作って大休止をとりました。あとは車道をのんびり歩き、2ヶ所の崩壊地を迂回すると芝沢ゲートに到着しました。
荷物を車に載せ、さあ温泉へ。ところが北又渡から下栗へ向かって林道を上った所でタイヤがパンクしてしまいました。幸い携帯の電波が通じたのでJAFを呼ぶことができました。2時間近く待ち、すっかり暗くなった頃に救援車がやってきました。手際よく応急タイヤに交換してもらい、やっと「かぐらの湯」に向かいました。温泉に入ってさっぱりしてから、レストランで夕食を食べて帰途につきました。最後にトラブルはあったものの、大満足の山行でした。
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2020年1月5日(日) |
聖岳(2) |
薊畑からの上河内岳
聖岳を望む幕営地 |
28日(土)、4時起床。満天の星空ですが、あまり冷え込みませんでした。朝食を作っていると、何かがテントの周りを歩き回る音がしています。こちらが声を出しても逃げないので不気味でしたが、しばらくしたら音がしなくなりました。鹿だったのでしょうか。
ヘッドランプを点けてテントを撤収し、尾根に取り付きました。いきなり急登が続きます。雪はほとんどありませんが、所々で険しい岩場のトラバースがあり、慎重に通過しました。ペースは快調、2ピッチで標高差500メートルを登りました。その後も1時間に標高差300メートルのペースで登りますが、雪が出てくるとさすがにペースが落ちてきました。また、9月の台風によると思われる倒木の通過で体力を消耗。稜線の手前では膝下のラッセルとなり体力的に参り居ましたが、薊畑の合流点で上河内岳の遠望が一気に広がり、疲れが吹き飛びました。
聖平方向へ少し下ってテントを張り、日没まで撮影を楽しみました。撮影している間に後続のパーティーが登って来ました。自分がトップでトレースをつけた事が少し誇らしく感じられます。澄み渡った空に夕日が輝き、山がオレンジ色に染まりました。日が沈むと一気に冷え込んできたので、急いでテントに戻りました。
水を作ってから夕食を食べ、20時半にシュラフに入りました。
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2020年1月4日(土) |
聖岳(1) |
芝沢ゲートから出発
上河内岳の稜線が見えて来ました |
年末山行、聖岳の報告です。
12月27日(金)、自宅近くの駅でIさんの車にピックアップしてもらいました。昨夜からの雨は上がりましたが、気温が高く、甲府では霧が出ていました。長坂のあたりで俄雨が降り、綺麗な虹が出ていました。伊那谷で日差しが戻りましたが、時々雨粒が落ちてくる不安定な天気です。南アルプスは不気味な黒い雲に包まれていました。松川ICで高速を下り、みぞれ混じりの雨の中を下栗から芝沢ゲートへと向かいます。芝沢ゲートの駐車場では我々の車だけ。車の中で昼食を食べているうちに雨は上がりました。
林道を歩き出してすぐに林道が崩壊した場所を大きく高巻きました。さらにもう一ヶ所崩壊した所を小さく迂回。あとは便ヶ島までひたすら歩きます。便ヶ島から西沢渡までの軌道跡の道も所々で崩壊し荒れ気味です。天気が次第に良くなり、上河内岳の真っ白な稜線が見えてきました。西沢渡では籠渡し(手動のロープウェイ)で一人ずつ対岸へ渡ります。上半身の重労働で汗が噴き出します。二人が渡るのに30分かかりました。
渡った所にテントを張りました。水が手に入り、気温も暖かく、快適なキャンプです。夕食を食べ、19時過ぎにシュラフに入りました。
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