シンガポール滞在

7月21日(土曜日) 朝6:30分

モーニングコールで目が覚めた。
あ”〜〜〜〜〜〜〜????やってしまった。まちがえた。日本的に6時には明るくなると思い込んでいたのだ。朝早くにフォトカンニング(昔の砦だった所)に行かないと掃除の人にサガの実を掃除されてしまうと聞いていたのでモーニングコールを6:30amでセットしておいたのだ。すっかり時間の感覚が麻痺していた。よ〜〜〜く考えればシンガポール日本人小学校のスクールバスが来ていた午前7時10分ごろにやっと明るくなるという事実があったはずなのに。
娘達に「ひとさわがせな母親だ」となじられながらまた眠りについた。
(私って寝つきがいいんだよね!)
ごろごろしていて午前8時過ぎになって回りの景色も朝らしく太陽が登っているので下の娘とふたりで目の前のフォトカンニングパーク(Fort Canning Prak)へサガの実拾いに出発する。
歩き出してから気が付いたのが虫よけスプレーを持参していたのにも関わらず今朝持ってこなかった・・・ということ。ま、朝早いし虫もいないか・・・なんて甘い気持ちで戻りもしなかった。
関連:Fort Canning Park 、 サガの実

しかし朝8時はもう早朝ではない!のである。しっかり道はお掃除してある。し、しまった。ウサギとカメのウサギの寝過ごしたうような気分になってきた。
お掃除していたインド系の男性に「サガの実をどこで拾えるか?」と訪ねると不思議そうに私達親子を見回して、ま、こんな実を拾いたい人も世の中にはいるんだね〜となかば呆れ顔で、それでいてていねいにサガの実がなっている木がある道を教えてくれた。

まっすぐに進むということは・・・
説明された道をどんどんと進むと後ろから呼びかけられた。さっきの掃除をしていた人だ。戻って来いと手で合図している。え?だってまっすぐだって言ったじゃない。道を戻るとまっすぐの意味がわかった。道は曲がりくねっているがそうではなくて教えてくれたのはまっすぐに突き進み崖を下れという意味だったのだ。この下に「Many,many」って言われたって・・・どうする?この下に下りるなんて・・・と娘と一緒に考えているとザザザーと音と共になんとお掃除の男性が崖を下って行ってしまった。そして私達にも降りて来いと合図する。え〜〜いままよ。もう断ることもできずザザザーなんてカッコよくは降りられず、ザザとちょっと降りては木につかまりザザーと降りてはゼイゼイ言ってやっとの思いでお掃除の人の所まで辿りつきました。
もうイヤ。なぜシンガポールに着いた日からこんな目にあうんだ〜〜〜〜〜!!!(涙)

下に私がたどりついた頃には「Many,many」のサガの実を手にした
お掃除の人と娘がいました。

ようやく母親がたどり着いたのを見届けると満足そうにお掃除の人は上にガシッガシッと登って行きました。「Thank you!」と呼びかけると手を振ってくれました。

フォトカンニング・パークの丘の上から見たリバーサイド・ポイントです。
戦争中使われていた大砲の跡。
壁には墓石を使用している所もある。
トゲのある木
幹からトゲがはえている珍しい木。南国には日本人から見ると珍しいと感じる植物が多く生育している。

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