紅包(ホンパオ/ アンパオ)
紅包(ホンパオ/ アンパオ)とは、中国風祝儀袋(赤い袋)のことである。袋は、文房具屋さんやスーパーなどに売っている。祝い事によって袋の模様や字が異って使用するので売り場で用途を言って選んだ方がいいでしょう。

慶事は偶数、不幸は奇数ということですが、近年はあまりこだわる人も少なくなっているようです。(多いならいくらでもほしい・・・ということでしょうか?)
ただ四(ス)と十(スー)は死(ス)と同音なので好まれません。しかし2ドル札を2枚にしたり、十を3ドル札2枚にしたり10ドル札に2ドルを加えると良いということです。
結婚祝い用の袋

1・右にドラゴン(龍)で花婿を、左はフェニックス(不死鳥)で花嫁を意味しているそうです。
2.「喜喜」と「喜」がふたつ付いているものも結婚祝い用。
日本のようにとっても値段が高い袋はない・・・ようです。
祝い事ならどんなことにもオールマイティ使える袋

幸福になるようにとのことの「福」なのでどの袋にすればいいか迷ったら、この「福」を使うのが無難。
この袋は、買ったのではなく銀行で無料で配られたもの。

その年だけ通用する十二支の書いてある袋もある。
「うさぎ年」に無料で、もらったSOGOデパートでもらった袋。
「とら年」に無料で、もらったTakashimayaデパートでもらった袋。
セキュリティとか家の周りをお掃除している人とかに心づけとしてあげる時に使うと便利。


どのぐらいの額をあげるのか?
もうこれは・・・わからない。ご自分の近くの人になるべくたくさんの人の意見を聞いて判断するしかない・・・と思います。私の場合はセキュリティにはあげたことはなく家の周りをお掃除してくれていた若い女性にSINドル2.00を入れて渡してました。一軒で2ドルもらえば大きいCond.では相当な金額になるのでは?とも思いますがこれがなかなかくれる人は少ないらしくその年によって・・・人しだいでしょう。
日本人小学校のPTA費にも、セキュリティの人用に渡す紅包代がしっかり計上されていました。
旧正月には、この紅包で作られた飾り物が飾られる。日本人小学校でもいろんなものを作ることがある。低学年では簡単な金魚、高学年になるほど複雑な形のランタン(提灯)などを作る。
例としてPandan Valley Cond.の中にあるスーパー・ローレルズのお店の中に飾られている飾りを見てください。
この紅包の飾り物に使っている赤いフサとかリリアンの糸とかは手芸店に売っています。

私がこの紅包の飾り物を教えてくれた最初の人は、なんとゴルフ練習場の受付の女性。一緒に行った知人達と「きれいな飾りですね〜〜」と誉めたら作り方を教えてくれた。

参照:チャイナタウンにある手芸店

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参考:チャイニーズ・ニューイヤー