東急・田園都市線の1970年代は、グリーンの旧型車両を中心としたバラエティ豊かな顔ぶれの車両が走る時代でした。その当時の車両たちを「オールカラー」で見ることの出来る貴重な一冊の登場です。 巻頭から戦前生まれの名車・3450形8両、戦後の戦災復旧車・3600系3両、戦後初の新車・3700系4両、子供の国線カラーの3660形1両、3850形3両といった旧型車・計19両の懐かしいグリーンの車体がカラーでよみがえります。青ガエル5000系6カット、初のステンレス車・5200系2カット、6000系2カット、7000系1カット、7200系7カット、8000系2カットといった東急初期のステンレス車から8500系6カットまでも計25点のカラーでお楽しみ頂けます。巻末には1972年当時の「田園都市線基本編成表」も掲載され、懐かしい当時の編成が分かるようにもなっています。さらに未開業当時の「すずかけ台〜つきみ野」間と、同地点の変貌ぶりを新旧比較カラー写真で掲載しています。 |