復刻版
昭和5年発行
鉄道旅行地図
オールカラー版

お求めは
こちらへ


A5判・カラー32頁
本体価格
1200円
本文見本



↑クリックで拡大
昭和5年、東海道本線にはC51の引く超特急「燕」が登場。東京〜大阪間を9時間で運転した最速列車でしたが、当時、丹那トンネルは開通しておらず、御殿場線が東海道本線の一部で、国府津〜熱海間はまだ熱海線と呼ばれていた。沿線に目をやれば、湘南軌道安部鉄道藤相鉄道中遠鉄道堀之内軌道静岡電鉄富士身延鉄道・・・といった今はなき小さな鉄道が名を連ねている時代であった。
当時の大都市は、縦横無尽に張り巡らされた路面電車網が市内交通の要となり、現在の大手私鉄が形成される前の小さな電鉄も散見していた。
地方に目を転じれば、国鉄幹線網は完成しておらず、戦前の大事業となった丹那・清水・関門といった大トンネルさえないSL列車時代の旅へと想いをはせることが出来る。
そんな当時の様子を全国津々浦々、果ては樺太満州朝鮮台湾沖縄に至るまでの鉄道路線図で楽しめる。キラ星の如く存在する今はなき小さな鉄道を探し出し、勝手にイメージを膨らませる楽しみも、この鉄道旅行地図を手にした時の醍醐味であろう。
戻る