復刻版 昭和5年発行 鉄道旅行地図 オールカラー版 |
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昭和5年、東海道本線にはC51の引く超特急「燕」が登場。東京〜大阪間を9時間で運転した最速列車でしたが、当時、丹那トンネルは開通しておらず、御殿場線が東海道本線の一部で、国府津〜熱海間はまだ熱海線と呼ばれていた。沿線に目をやれば、湘南軌道・安部鉄道・藤相鉄道・中遠鉄道・堀之内軌道・静岡電鉄・富士身延鉄道・・・といった今はなき小さな鉄道が名を連ねている時代であった。 当時の大都市は、縦横無尽に張り巡らされた路面電車網が市内交通の要となり、現在の大手私鉄が形成される前の小さな電鉄も散見していた。 地方に目を転じれば、国鉄幹線網は完成しておらず、戦前の大事業となった丹那・清水・関門といった大トンネルさえないSL列車時代の旅へと想いをはせることが出来る。 そんな当時の様子を全国津々浦々、果ては樺太・満州・朝鮮・台湾・沖縄に至るまでの鉄道路線図で楽しめる。キラ星の如く存在する今はなき小さな鉄道を探し出し、勝手にイメージを膨らませる楽しみも、この鉄道旅行地図を手にした時の醍醐味であろう。 |
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