(13)つれづれなるままに

 皮むき    5/11/2001   



小学校5年生の下の娘が、林間学校へ行ってきた。リンゴと姫リンゴとサトイモはその時のおみやげ。リンゴはリンゴ狩りとして自分達で取ったもの。サトイモは春にどこかの小学校が植えたものを収穫したもの。(春は芋を植えるだけで秋に行った者は取ったものをくれるそうだ。でも春は暖かいが秋に行った者は、寒い・・・ということだったが、運良くとっても暖かくて気持ちがよかったそうだ。)

野外にて、飯ごうでご飯を炊き、カレーを作ったという。ここで問題がおきたそうだ。皮むきができる子が班でたったひとり。親バカな私。これを聞いてうちの娘だけができたのかと勘違いしてしまった。
娘曰く「うちもだけど、ジャガイモの皮って皮むきを使ってむいているから包丁でむいたことなかったんだよね」
たしかに・・・「ぐうの音もでない」  そうであった。ジャガイモやニンジンは私も皮むき(ピラー)を使っている。皮をむきさえすればいいやと考えていたけどそれでは、野外では役にたたない・・・
こんどは皮むき器(ピラー)を持たせるべきか・・・それとも皮むきを包丁でできるように特訓したものか・・・迷う母であった。

 

とべないホタル     30/10/2001
小学校の読み聞かせの会のボランティアで読む本を探しに図書館へ。「とべないホタル」小沢昭巳 作 が目にとまる。1巻から12巻もある本だったのでシリーズになるぐらいだから良い本かも・・・という気持ちで読んでいるうちに涙があふれ出てきた。子供の本の置き場で涙を流しているのは、やはりみっともないように思ったがハンカチで涙を拭って最後の12巻まで読み終えた。
読み終えてから、知ったのがこの本はロングベストセラー(※1)になっていたことがあったということ。アニメにも歌にもなって小学校の4年生の副読本にもなっているという。まったく、そんなすごい本だとは知らずに読んだが、本当に感動できる良い本だ。

この本を子供達に聞かせることができるか、とても迷っている。途中で私が泣いてしまったら最後まで聞かせることなどできないから・・・
こんどの読み聞かせは、11月9日だから、それまでに何度も読んでなかないように練習して・・・チャレンジしてみるつもり。

(※1)日本中に感動をよんだ「とべないホタル」の物語。刊行10年以来100万部突破のロングセラーになっている。小学校の校長先生が担任したクラスに、足の不自由な子がいたことから、作った童話。

 

給食試食会     30/10/2001

小学校の給食試食会へ行って来た。いまどきの給食はエスニックの食べ物を出す時がある。インドのナンとカレーなどは、よく話に聞く。

狂牛病のことがあるので、グランベリーゼリーは、粉寒天と豚のゼラチンで作ったそうだ。普通市販されているのは牛から作るゼラチンらしい。豚のゼラチンは、業者から直接買うので、一般家庭で買う場合は、不可能に近そうだ。

具たくさんなワカメスープ、グランベリーゼリー、牛乳 そしてメインはナシゴレン。
(皿とお椀はNoritakeの磁器)
今日の献立は、ナシゴレン。
献立の紙にには「ナシゴレンとはインドネシアのチャーハンのことです」という説明が書かれていた。

給食を作っている方から「質問を受け付けます」とのことだったけど・・・
材料に、トムヤムペーストやナムプラーを使っていたけど、誰もなにも質問しなかったけど、これらは、もう日本では普通に調味料として使われているのかしら?

私はナシゴレンといえば、目玉焼きが一緒に付いてきて目玉焼きをくずしながらご飯と一緒に食べると思っていたので(それが好き)、質問すると、「本来は目玉焼きを付けるべきものですが、卵はアレルギーの子もいるし全校分の目玉焼きを付けるだけの時間と労働力はありませんのでこれは、ナシゴレン”風”とお考えください。」とのこと。

関連ページ:ナシゴレンのレシピ

TOP > つれづれなるままに 目次 > つれづれなるままに(14)