ティミティ(火渡りの儀式) (THIMITHI )

ティミティは、火渡りの儀式で有名です。毎年10月、チャイナタウン内にあるスリ・マリアマン寺院で行います。女神ドウロバタイ(Durobathai )をたたえるための儀式です。
元来、スリ・マリアマン寺院の主神は、デヴィ( Devi )という女神です。火渡りの儀式のヒロインのドウロバタイという女神は、寺院の主祭壇の右側、小さい祭壇に祭られています。
 信者達は、燃えさしの上を歩いて、女神への信仰の証にしています。病気で苦しんでいる、健康を願う、または自分の潔白を示したいなどと願っている信者達がこの儀式で燃えさしの上を歩くのです。
 この儀式に先立ち、約一ヶ月、儀式に参加する予定の信者は、野菜食を摂り、床の上に就寝し、性的関係を絶ち、お祈りを欠かさない厳粛なる生活を送ります。そのことにより、火渡りの際に、痛みを感じず、火傷をしないと信じられています。毎年千人以上の信者がこの儀式に参加しています。

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