クス島巡礼 (PILGRIMAGE TO KUSU)

毎年旧暦9月(新暦では10月ごろ)になると多くのシンガポール人は、クス島へお参りに行く。この時期、フェリー乗り場のクリフォードピアでは、連日、花や果物などの供物や線香を持った家族連れで長蛇の列を見かける。
 クス島は、シンガポール島の南約6Km、フェリーで約20分の所にあり、亀島とも呼ばれている。島には、大伯公(トアペコン)を祭った道教寺院とkeramatと呼ばれているイスラム寺院があるだけで、普段は観光客が少人数で寄るぐらいの島ですが、巡礼期間中(一ヶ月間)だけは、毎日何便ものフェリーが出て、屋台やらホーカーなどができて賑わう。
 この巡礼は、中国寺院とイスラム寺院とが同一期間にするもので、シンガポール独自のものであり、中国系の人もマレー系の人も一緒にする珍しいものある。

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