2001年に公開していた「HULA大すき!」というページからの抜粋です。


≪私の場合は・・≫                投稿者 ククナオカラ

初めてフラを見たのはもう20年くらい前、ハワイの観光ディナーショウでのこと。ダンサー達がきれいで、衣装が可愛くてびっくりした。
まるで自分と関係の無い世界のステージ!でも「私もやってみたい」とはちっとも思わなかった。ただ、ショウが終わってからもあのタヒチアンの打楽器のリズムだけは体中に残り、「どこかで聞いた事があるような・・」「なつかしいような・・」感覚だけは残った。
その時から2,3年後、薦められてフラダンスを習ってみた。足と手が違う動きなんて「こりゃ、ダメだ」と思った。自分には向かないと感じて辞めようとした時、「ステージで踊ってみない」かと誘われた。私は「タヒチアンと楽器のフラ」だけならとOKした。どうせ辞めるつもりでいたし、記念に人前で踊るのもいいかな・・くらいだった。事実その後辞めるつもりでいたのに、なんだ、かんだとグズグズして1年が過ぎた。その頃少し真面目にフラを考え初めていたので「ハワイで習おう!」と決意。辞めるのはその後にしよう、それからでも遅くない。
ハワイでの出来事は刺激的だった。個性的な先生、うちとけてくれないクラスメート。私はレッスンがイヤでイヤでたまらなかった。でも費やした費用と時間を思い3ヶ月は我慢した。
明日は日本に帰るという前の日、私は先生の前に正座してお礼を言った。「ありがとうございました。でも私はフラを辞めます」先生は静かに「何故?」と聞いた。「私には、日本人にはフラは踊れません。フラはハワイ人の踊りです。」先生は又静かに言った。「ではあなたがハワイ人になればいい。ハワイの歴史、文化、しきたりみんな覚えてハワイ人になりなさい。」そんな応えが返ってくるとは思ってもいなかった。そして先生は「毎日、毎日レッスンしなさい。勉強しなさい。あなたはきっとハワイ人になれる。きっと踊れるようになる」と言ってくれた。それからです。私が本気でフラと向き合うようになったのは・・・始めはほんのチョッピリの興味からのスタート。みんなと同じ、興味を持って、挫折して、又レッスンして・・その繰り返しで今日も踊っている。つらい事もたくさんあるけど、フラ、大好き!