楽しくサッカーを観戦するために、
  お父さん・お母さんに是非知っていてほしいルール

1 オフサイド
味方がボールを出した瞬間、「相手側サイドで」「そのボールより前にいて」「前に相手が2人以上いなく」「ボールに対して直接プレーを行った」場合には、オフサイドの反則になります。ただし、スローイン、ゴールキック、コーナキックは、そのボールではオフサイドの反則はありません。
・ オフサイドの反則があった場合、アシスタントレフリーは、まっすぐ上に旗を上げてオフサイドの反則をレフリーに知らせます。レフリーの笛が鳴った後は、おおよその位置を旗で示すことになります。
・ レフリーはまっすぐ上に手を上げて、オフサイド後の間接フリーキックで再開することを示します。

2 直接フリーキックと間接フリーキック
反則があったとき、レフリーがまっすぐ上に手を上げれば間接フリーキックです。2人以上の人がボールに触れた後でないと、得点は認められません。レフリーが横またはななめに上に手を上げれば、その方向に向かっての直接フリーキックです。間接フリーキック・直接フリーキック共にレフリーが特別な指示をしないかぎり、攻撃側選手の判断ですぐにプレーを再開してかまいません。

3 アドバンテージ
反則があっても、レフリーが必ずその反則を取るとはかぎりません。その直後の状況が、反則をやられた側に有利な展開となっている場合には、アドバンテージルールを採用して、そのままプレーを続行させることがあります。





◎ 選手のみんなに知っていてもらいたい基本ルール

1 キックオフ
キックオフのボールは、蹴られる方向は関係なく、少し動いたときにインプレーとなります。

2 オフサイド
ホィッスルが鳴ってレフリーがまっすぐ上に手を上げれば、ゴールキーパーの反則の場合を除くと、ほとんどの場合がオフサイドの反則です。自分達がオフサイドの反則をしてしまった場合には、ボールを相手に渡してボールから離れましょう。相手のオフサイドの反則の場合には、すぐにアシスタントレフリーを見て、どこにボールを置いてプレーを再開すべきかを確認しましょう。アシスタントレフリーの旗が斜め上を指していればピッチの中央よりアシスタントレフリーから遠い側、旗が斜め下を指していればピッチの中央よりアシスタントレフリーに近い側、水平に指していれば、ほぼピッチの中央を意味します。

3 スローイン
スローインをするときには、両方の足を地面に付けて、体の向いている正面に投げるようにしましょう。片足が上がったり、ジャンプしながら投げたり、体をひねって投げてはいけません。

4 ペナルティエリア内のフリーキック
自分のペナルティエリア内からのフリーキックやゴールキックは、ボールがペナルティエリアから外に出なければ、インプレイにはなりません。敵のいない所にしっかりキックしましょう。

5 ゴールキーパーの反則
以下はゴールキーパーの反則です。してしまった場合には、その場所から相手ボールの間接フリーキックとなってしまいます。
◆ ゴールキーパーは、味方からキックにより返されたボール(バックパス)および味方のスローインのボールは、ペナルティエリア内でも手で扱ってはいけません。
◆ ゴールキーパーは、手で扱っているボールを一度はなした場合には、ペナルティエリア内でも再度手で扱ってはいけません。足でけるのはかまいません。

6 相手のフリーキック
相手のフリーキック(コーナキックを含む)の時は、ボールから6.5m以上(大人の場合は10ヤード約9m)離れましょう。近づいて相手のキックをじゃまするとイエローカードの対象となってしまいます。



戻る