ADULT ONLY

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やぶへび

 会社から帰ると、かみさんの様子がどうもいつもと違う。よくよく見ると美容院へ行って髪

を切ってきたらしい。僕はかみさんのことをいつも「君」とか「奥さん」と呼ぶ。ここで、観察

力が鋭いことを示して、点数を上げておこうと

僕: 君、今日美容院に行って、髪を切ってきたのか?さっぱりして、ちょうど良い具合にな

      っている。

かみさん:ああら、あんなこと言っている。今日気が付いたの?美容院に行ったのは3日も

      前で、今頃気がついたの。結婚して30年も経つと、ちっとも見てくれないし、関

      心も持って呉れないんだから。

僕: ・・・・・

 教訓、「慣れない事を言うものではない」

基本的な考え方                             2004.11.14

 こうしてネットで遊んでいると、色々なメールが来るものだね。最近、困っているのが、も

とい、途中まで読んで直ぐ削除してしまうので、別に困っていませんがタダで H させてくれ

ると言うご案内です。

*女性が大部分の団体で、男性が不足している。パーティーに参加しても男は無料。男性

 には費用が掛からず、逆援助交際が出来ると言うもの。

*「僕の精子を下さい」というメール。Hするだけでいくら、妊娠できたらいくら呉れますとい

  う

*何かの事情で結婚しなかった。生理前後ではおかしくなってしまうので、その場限りの相

 手を探している。また、夫とのマンネリの夫婦生活では飽き足らない。そんな方を後腐れ 

 なく、逆援助でご紹介できます。

 その他、あの手この手を考えてメールを下さいます。返事も何もせず、削除してしまいま

す。そのうちに、「無理ですか?」と催促も来る。「無理です」と返事も出来ない。

ハハハ、世の中には色々な手を考える人が居るもんだね。

 風俗産業にも色々なものがあるのでしょうが、ほとんど大部分は、「男向け」のものです。

「ホストクラブ」なんかは女性客相手なのかも知れません。女性にも性欲と言うものはある

のでしょうから、こうした案内も、あながち有り得ないことではないのかもしれません。

 でも、基本的な考え方で「男の場合、H をさせて頂いてその上、お金まで貰える」なん

て甘い話が世の中ある訳ないじゃないか!!!

 僕が、若くて背も高く、美男だったら、あるいはこんな話も個人的にメールを頂くことがあ

るかもしれない。ただし、僕は先の条件にどれも当てはまらないばかりか、道具の活性度

もままならぬ。

 女性の方も「トド」のような方ばかりの集団だったら、女性側から報酬を出す事も考えら

れなくもないけどまあ、考え難いね。

 出来れば、もうちょっと別なプログラムに頭を絞って、社会貢献出来るようなことを考えて

欲しいものだと思います。

大腸内視鏡検査                               2004.09.15

 会社からお休みを頂戴して、今日は大腸内視鏡検査を受けてきました。昨夜はいつもよ

りは早めの夕飯後に下剤を飲み、今日は今日とて、2リットルの下剤を飲んで腸内を洗浄

しての内視鏡検査。午前8時半に行ってから検査まで、大変な時間待たされた。暇つぶし

に本は持って行った。待合室ではテレビもかかっていて、何となく集中できず堅い本はダメ

だ。今度のときは何も考えずに読み飛ばせるものに限る。

 朝食は取っていません。検査結果の説明が終わったのが午後4時。本当に1日掛かり

だった。お腹はペコペコ。思うことはなにか食べたいという事ばかり。今日に限っては何故

か菓子パンの「ヤキソバパン」が無性に食べたくなった。帰宅途中、早速コンビニに寄って

ヤキソバパンをGET。すぐにぱくつく。 4年前胃潰瘍で入院、3日間断食を強いられた時

には「白湯豚骨ラーメン」の油ギタギタしたのが食べたくてしょうがなかった。要は食い意地

が張っているのに過ぎない。

 以前受けた胃の内視鏡検査の折には検査を受けつつ、モニターを横目で見ながらどん

なことをしているのか、逐一見る事が出来た。今日も横目で見る事が可能な位置にモニタ

ーはあった。今回も検査中には、モニターで模様を見ておこうと思っていた。

 実は1週間前に同検査を受けた受診の先輩の体験談も聞いてきた。先輩は痛くて我慢

の連続だったとの由。痛さに対する覚悟はしてきた。また、内視鏡と言えど棒状の物。お

尻から侵入の際、前立腺を刺激され、同性愛者のように感じてしまって思わず「あへ・・」等

と、うわ言が出て、医師や看護婦さんに聞かれたらみっともないなとも思っていた。

 予め麻酔を施されてしまったため、検査開始前、医師と二言、三言、言葉を交わしただ

けで、眠り込んでしまった。実際にはお尻に内視鏡を挿入された事すらわかっていない。

看護婦さんに肩を叩かれ、気が付いたら検査は終了してしまっていた。眠ってしまってい

たから痛くも痒くもなかった。天性の寝つきが良いのにも程がある。

 胃の中が赤いのは、以前やった胃の内視鏡検査で判っている。「腹の中真っ黒」の腹と

は腸も含むのかな?今日その不当な濡れ衣を自らの身を以って確認できる折角のチャン

スだったのに、何たる不覚。好奇心旺盛も「薬と天性の寝付きの良さ」にはかなわなかっ

た。

 会社で受けた健康診断で陽性となったのは、何かの加減で潜血反応が出たと思い込ん

でいた。精密検査の結果は、大外れ。ポリープ除去のため、近々入院の羽目になってしま

った。ポリープ除去の時は同じことをやるのだと思うが、今度はきっと起きているぞ。今日

は昨日に引き続き 「トホホ・・・・」でした。(9/16に加筆して、日記コーナーから移動しま

した)

 胎教                                   2004.04.24

 その日は日中の気温が27℃を越え、7月の陽気でした。会社から帰るとかみさんは湯上

りに、ランニングシャツを長くしたようなノースリーブのワンピースを来ていました。親の肥

満体質を受け継いでいるせいでお腹の当りがぷっくり膨らんでいる。

 僕の夕飯の支度をしようと立ち上がったかみさんを見て、世間の晩婚基調の中で

Parasite singleを決め込んでいる娘が「ご懐妊ですか?25歳以上離れた妹か弟が出来

たらどうしょう!」とすでに自分が結婚していて同じような格好をしていても、ちっとも不自然

ではないような自分の年回りを棚に上げてかみさんをからかっている。

 「やめてくれよ。40の恥かきっ子と言うけれど、60の定年近くなって幼稚園で若いお父さ

んに混じって、親子競技なんかとてもじゃないけど出来っこないんだから」と私。

 かみさん曰く、「そんなことないわよ。上原 謙なんか、80を越えて子供を持ったんだか

ら」

 「定年のない金持ちの芸能人ならいざ知らず、大学に行きたいと言い出したら、順調に

いったって卒業時点で俺、77だぜ。 冗談でも、そんな事言うのよしてくれ」

 

 私、そんな会話をする時に限ってすぐ変な夢を見てしまう。重ねて言いますがこれは夢

の中での話しです。

かみさん: 「わたし、最近、無性に酸っぱいものが食べたくなるの」

私:     「それなら、グレープフルーツでも何でも食べればいいじゃないか」

かみさん: 「そうじゃないのよ。あんまり変だから、お医者に行って診てもらったら、おめで

       ただって」

わたし:  「だって、もうとっくにすんでしまったんじゃないのか?」

かみさん曰く、街の薬局でビタミンEの試供品をくれたので、飲んでみたらどうも調子がい

い。それで、試供品でなくビタミンEのビン入りを買って飲み続けていたら、ホルモンバラン

スが改善されてまた復活したとの由。

 満更、身の覚えのないことではないものの、こりゃ大変だ・・・・・・

夢の中での出来事、実は会話は私がいつか小説か何かで書こうと温めていた題材なので

す。言わなくても分かるでしょうが、どたばた喜劇風に仕上げようと思っていた内容なので

す。会社から帰宅して言われた娘の言葉が切っ掛けで夢の中にまで出て来てしまいまし

た。

 ひとつの「生」を受けて、これを育て上げるのは大変な労力とお金が掛かります。これを

築き上げるのには並大抵の事ではありません。良くある事なのですが、先日こんな光景を

見ました。公園のベンチでお腹の相当大きくなった女性とその夫らしい人が並んで座って

いた。妊婦は運動不足になりやすいので、散歩でもしていたのでしょう。休日なのでその夫

も付き添って、途中で一休みと言うところなのだと思います。

 「ねえ、動いてる。動いてる。触ってみて。」と言いながら、お腹を触らせ、赤ちゃんの動き

を夫にも分からせようとしています。そう言えば我が家でも、かみさんよく言っていたなと思

い出しました。「ははは・・・どこも同じなんだな」と微笑ましく思いながら、遠くからそれとなく

見ておりました。

 男と女の性はこう言う面では全く違うのだなと思います。男は確かに放出してしまえば終

わりと言うところがあります。女は授かった「生」を自らの骨身を削って体内で育て上げな

ければなりません。男はそう言えば身に覚えはあるけれど、2ヶ月も前に放出したものを、

「妊娠しました」と今になって言われたって、中々「あっ、そうですか」と実感できないところっ

て必ずあると思うのです。

 生まれるまで体内に宿しても、これから先、生まれてから育て上げるまで、女手一つでは

中々ままならない。それには放出だけで終わりでなく、「父」としての自覚を持つように夫を

育て上げなければならない。その教育は赤ちゃんが生まれてから始まるのではなく、夫に

も胎教を施さなければならないのであります。「あっ、動いてる。動いてる。ねえ、触ってみ

て」と言って、お腹の中の動きを夫の掌に共感させる事により、自分達の子の存在とこれ

からの責務を夫に自覚させているのに違いない。公園での若い夫婦を見ながら、昔の自

分を思い出してしまいました。

 女性って夫の胎教までしなければならないなんて、本当に大変ですね。

虚仮(コケ)の一念・・・・                         2004.03.11

 会社の就業時間が終了後、会社に残っている人も少なく、第一段の残業時間が終わっ

ての休憩時間での雑談。私を含めて3人での会話。何かの拍子で始まる。

同僚A 「後家の一念、岩をも通すとおふくろがよく口癖のように言っていた」

    多分、後家さんだからと言って、下手に手を出して裏切った時に、あとの仕返しは怖

    いぞ、下手に手を出すべからずと言う意味で言ったようだ。同僚Aもお母さんがよく

    言っていた言葉を、彼ながらに解釈していた様子。

同僚B 「それ、後家ではなく、コケではないの?」

    同僚Bも正確には意味も漢字もが分かっていないようで、半信半疑に言っている様

    子。

実を言って、私、恥ずかしながら、初めて聞く言葉で、どちらの言っているのが正しいかも

知りませんでした。早速、インターネットで調べて見た。「虚仮(コケ)の一念、岩をも通す」

が正解でした。インターネットの辞書に依れば、「虚仮」と言うのは「愚かしい人」と言う意味

です。例え、愚かしい人でも一念を以って継続して事に当れば、成し得た事は立派な成果

を生むと言う意味でした。この事を同僚Aに伝えると、おふくろさんに言われたことを違う意

味に思い込んでいたようだ。

 

同僚A 「虚仮よりも後家の方が真実味を帯びているのではないか。配偶者を失って乾い

     た生活の中での一念の方が余程、真実味がある」

 

私   「あがってしまって(閉経後)潤いが無くなってしまったら、リーベゼリーと言う潤いを

     補完するものがあるから、心配ないんだぜ」

同僚A 「乾いた生活と言うのは観念的な意味で、叶さんはいつも、そっちの方にばかり

     話題を振り向ける・・・・・・」

 

どうも、私は根っからの助平の部分が普段の会話のあちこちに現れてしまうようだ。気を

付けねば・・・。世の中、勘違いの思い込みと言うのはどこにでもあるようで。

 「この題は書き始めたら切りがないや」の巻            2003.10.18 

 HPで知った女史から、「頭髪以外の所に白髪を発見し、忍び寄る老いを感じた」旨の長

文のmailを先日頂戴した。女史は自身のHPを持っていらっしゃる。彼女は文の構成力が

しっかりしていて、素敵な文をHP上に公開して下さっています。

 「白髪で老いを・・・・・」とありましたが、なるほど、白髪は毛髪の色素生成能力の衰えの

結果です。白髪が老いの始まりの兆候としてはうなずけます。悔しいけど私にとっては、白

髪よりも記憶力の減退や、上り階段の方がよほど切実に老いを感じます。

 女史は文の中で「頭髪以外の場所に」と、白髪の発生部位の明言を避けておりました。

頭髪以外の部位は何処かと言うのが、たいへん気になります。部位にも眉毛、睫毛、鼻

毛、腋毛・・・と色々あります。Adult Onlyの管理者としては下肢の付け根に発生(はっし

ょう)するものに違いないと決め付けております。

 人の体を構成する物にはそれぞれに役目があります。頭髪は頭を守るため、眉毛、睫

毛は目にゴミが入らぬよう、鼻毛はゴミを吸い込む事を防ぐ役目をそれぞれ仰せ付かって

おります。さて、それでは腋毛、下の毛においては何の役目があるのでしょうか?子供の

頃にはありませんから大人になってから必要になるものらしい。男女ともに同じような部位

にある事から、共通な理由で必要な物であると推測される。

 神が人を創造される際、必要なものとして授けたにもかかわらず、女性の場合、腋毛を

ムダ毛と称して処理してしまっている方が多い。私自身は下の毛も必要ないと思います。

しかし、現実には、男女ともほとんどの方が下の毛は温存しています。女性にはたまに発

生しない方がいらっしゃるそうです。麻雀の白牌にちなんで、そう言う方を俗称で「パイパ

ン」というらしい。でも、私はツルンの方がいいと思う。もじゃもじゃの所に雑菌が繁殖する

事を思えば、第一、衛生的だ。「陰毛かいかい・・・」 あっ、あれは「天網恢恢、疎にして漏

らさず」だ。インキンと間違えるような事を混ぜっ返して言うと老子に怒られてしまう。

 下の毛は決して人に見せびらかす物ではありません。こんな物でも他人に有って、自分

にないとなると、ツルンの当事者の方にとっては深刻のようです。友人と温泉旅行等に行

った際に、タオルではツルンを隠し切れぬと言う思いが有るのでしょう。私、高校生の折、

浅草寺の仲見世の通りにある、かつら屋さんのショーウインドウで「ナイト・フラワー」なる

名前の商品が飾られているのを見た覚えがあります。私、髪が薄くなる兆候が全くないの

で分かりませんが、頭髪の場合は頭の形や薄くなる個所にそれぞれ個人差があるでしょう

から、かつらと言うのはオーダーメイドなのではないのでしょうか。そうなると、ナイトフラワ

ーの場合も・・・・  「ああ、かつら屋がうらやましい・・」

 女性の場合、下の毛はあればあったで水着姿の「ハミ毛」も気を使うところであるらしい。

それならいっそのこと全て除去してしまえばと思うが、前述のことがあり、それもままなら

ぬ。

 有名な「失楽園」の著者である渡辺淳一先生の作品に「うたかた」というのがございま

す。この作品では下の毛が重要な役割を演じております。読んでいらっしゃらない方のた

めに、若干の解説を致しますと、渡辺先生の作品ですから、登場人物は不倫関係の男女

です。逢瀬の際、男が女性の下の毛の剃髪(こんな言葉を使って良いのかね?)を切望す

るが、女性は断る。密会を重ねるうち、二人の仲は段々と深まり、家族にいつわって二人

は冬の北海道に不倫旅行に出る所まで進んでしまう。短期間のつもりが、北海道で思わ

ぬ豪雪に見舞れてしまい、二人きりで別荘内に何日間も閉じ込められ身動きできなくなっ

てしまう。気が付いたら、もう戻れない所まで来てしまった事を女は悟る。一度は断った男

の望みを今度は女性の方から「剃って」と哀願する。下の毛を剃られてしまったら、もう夫

のもとへは帰れない。夫との別れの決意を女はする。下の毛も中々侮れない役割を演じ

るものだ。

 虚構の世界から、急に現実に戻ると、ツルンも幼女のようでかわいらしいけど、一旦ツル

ンにしてしまうと、伸び始めの過渡期には相手の方がチクチクしてしまい、それどころでは

ないとか。常に剃髪し続けなければならず、元の状態への復帰には長時間に渡る忍耐が

必要との先達さんの教えもあるようです。

 また、女性の下の毛はギャンブルで勝運をもたらすとか。後生大事に財布にしまってい

らっしゃる方もいるらしい。この場合、ギャンブルより助平心の方が先行しているのでは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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 こと、下の毛に関する話題は書き始めたら、後から後から、書くことが一杯あって話しが

尽きない。今夜はこれまで。                              (おさむ)                                                

お定さん                                    2003.05.18

 本を読むのは本当に楽しいものです。こんなに楽しいのに活字離れしている人達の心が

知れません。とは言っても私とてそんなに長く本を読む時間を確保できている訳では決し

てありません。通勤時間だけです。

 先日、バスの中で読んだお定さん(阿部定さん)についての川上史津子さんの短い文が

気に入ってしまいました。好きで好きでどうしょうもなくなってしまった愛の究極の形、お定

さんの自分に対してあまりに正直な生き方。 うそを言わないから正直と言うのでなく、自

分に対して正直に生きられるのだろうかと言う事に、私、考えさせられてしまいました。

ちなみに昭和11年の今日5/18が愛人石田吉蔵を絞殺、そのシンボルを切り取って逃

亡した日です。

 最後に川上さんの歌が載っていました。無断でHPで紹介

「堪らずに漏らした声に相槌を打つ生き物が掌の中にいて」

信用回復                                    2002.10.20

 「あの人はこういう風な人だ。」と言うイメージを一旦相手の人に与えてしまうとそれを覆

す事は並大抵な事ではありません。

 いつもHPをご愛読してくださる方はよくご存知のように、私は焼き冷ましの御餅のように

非常に堅い人間です。でも、自分ではあまりの堅物であってはいけないと思い、努力はし

ております。時たま、冗談は言います。ただ、私が余り真面目くさって話をするものですか

ら、相手の方を落した後、今度は本当に真面目な話をしようとすると、また引っ掛けられ

るのではと警戒心を抱いて私の話を聞くものです。 自分で言っておきながら、私としては

相手の方が使い分けして下さらない事に腹が立ってくる。非常にやりにくい。

第1話 

 私が30代の頃、会社の昼休みに一人でしょんぼりとしていたら、会社で年上の女性の方

が心配されて、声を掛けてくださった。

「あんた、この頃元気ないけど、何か悩み事でも有るの?」

「わかる?」

「そりゃー、分かるわよ」

「・・・・・・あまり人に言えない事なんだけど、実は・・・、僕、インポになっちゃたんだ。」

「そう、それは大変ね。仕事も忙しいし、ストレスもあまり溜めないように気を付けなさい

ね。」

「ありがとう。気を付けるよ。・・・ 1回目はバッチリなんだけど・・・・続けてもう1回行こうと

すると、インポになっちゃうんだよなあ・・・。そう2回目インポ」

「・・・何よ、人が心配して声掛けたのに・・・、中学生じゃあるまいし、そんなもの1回出来れ

ばたくさんよ・・・・」と言って、心配してくださった女性怒ってしまった。

 

第2話

 会社の同僚と始業時前に話していた時、

「テレビも夜11時を過ぎると、随分過激な事を放送するようになったね。映画だと映倫と言

うのが有って取り締まるけど、テレビの場合はどうなっているのかね・・・・」

「へえ・・・」   (興味を示して来た。)

「上半身裸で、おっぱいぼよんぼよんの Tバックのグラマーが円形のベッドみたいな上で

相手のおっぱいを触ろうとして手を出したり、相手のTバックを脱がせようとしているのかナ

ンだか分からないんだけどTバックに手を掛けたり、相手を押し倒したり、上にのっかちゃ

ったりするんだ。・・・・・それも次から次へと何人も出てくるんだ。」

「へえ・・・・何チャンネルでやっているんだ?」 (ますます興味を示して来た)

おもむろに、「大相撲ダイジェスト・・・」

「え・・・・」  (絶句)

第3話

会社の同僚と2人で車に乗っていて、私が運転。同僚は私が雑学豊富だと知っている。

「動物の世界にも同性愛と言うのが有るって知っているかい?あの精力剤にもなっている

オットセイの世界にも同性愛は有るんだ。昔はオットセイと言われていなかったんだ。」

「へえ・・・」 と同僚。

「オットセイは北の厳しい環境で生活していかなければならないんで、弱い子供は生きてい

けないんだ。強いオスが何匹ものメスを抱えていわゆるハーレム状態になっているんだ。

強いオスの子供でないと北の厳しい環境下では生きられないんだよね。自然と言うのはよ

く出来ているもんだね。」

同僚感心して、「そうなんだあ・・・

「自然界ではオス、メス大体同じ数いるから、強いオスが何匹もメスを抱えちゃうと、あぶ

れちゃうオスが出てきちゃうんだ。弱いオスでも性欲有るから、せめて1匹くらいのメスを獲

得しようとちょっかいを出すんだ。弱いオスがちょっかいを出そうとすると、強いオスがすぐ

さま来て、牙をむいてあっちへ行けと牽制するんだ。」

「かわいそうだね」

「そりゃ−そうだけど自然は厳しいからね。強いオスは弱いオスに向かってあっちへ行け!

そんなにやりたければ、お前達は、オス同士でしろ、オス同士でしろ、オスとせい、オスと

せい、それからオットセイということになった。」

それまでまともに聞いていた同僚  「む・・・」

 かように私は自分の堅物さのイメージを払拭しようと奮闘努力して、相手に「本当でない

私のイメージ」を与えてしまった。自業自得では有ります。今度は本気で何かを伝えようと

した時に構えられてしまうのが、なんとも腹立たしい。

相手を選んで軽い冗談を言うべし。

 
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