横浜市電1156号 リニューアル!

2015年2月11日、横浜市内にある久良岐公園(くらきこうえん・港南区〜磯子区)に展示されている横浜市電1156号の一般公開が行われた。車両展示だけではなく架線や停留所標識など、現役当時の様子を再現している。この日は好天に恵まれ、多くの家族連れや鉄道ファンなどで賑わった。

ヘッドライトを点灯させ系統番号表示板も取り付けて、現役当時の姿がよみがえる。

架線が張られると、リアリティーが増す。

架線を支える赤いポールの先端には、飾り付けの擬宝珠のようなポールトップが付いている。

サボも復活。

停留所標識も再現。ちなみに、現役当時に「久良岐公園」という電停は存在していないので念のため。

車内には方向幕などを展示。綺麗になったシートは、相模鉄道の提供。

1156号のマスターコントローラー。

室内灯は新しいものが付けられている。

運転席背面の壁には、修復に係わった業者のプレートがズラリと並ぶ。多くの企業の協力で、横浜市電1156号は修復された。

近くのコンクリート製ベンチには、市電のデザインが施されている。

国道16号線の中原付近を行く1150形1171号。旧プリンスホテルの建物が見える背後の山は、現在1156号が保存されている久良岐公園へと続いている。1967年5月・天野洋一撮影
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